毎日の家事、やることは多く終わりがないのでイヤになりますよね。
特に料理は考えなくてはならないことが多く、かといって省くわけにもいかないので、毎日けっこうな時間と労力がかかります。
近年続々と登場している、自動調理してくれる高機能家電を検討されている方もいるのではないでしょうか?
今回はそんな自動調理家電の中から、自動調理鍋の「クッキングプロ」と「ホットクック」の比較をしてみたいと思います。
どちらも鍋なのに、そんな大きな違いってあるの?そんな方に向けて、詳しく解説しましたので参考にしてくださいね。
クッキングプロとホットクック、それぞれの特徴
クッキングプロとホットクック、比較検討している方ならどんな機能があるかご存知かもしれません。
「初めて聞いた!」という方のために、改めてそれぞれの機能や特徴を見ていきましょう!
まずは「クッキングプロ」からみていきますね!
【クッキングプロの機能や特徴】
- ショップジャパンが発売する「電気圧力鍋」
- 加圧調理で厚い肉や魚の骨も柔らかくなる
- 加圧調理で煮込み料理が短時間でできる
- 圧力調理、蒸し、煮込み、無水調理など、8つの調理モードがある
- 材料を入れる→モードを選ぶ→スタート、の3ステップで自動調理
- 容量2.4Lサイズ14,700円(税抜)
クッキングプロは加圧調理を得意とする「電気圧力鍋」です。
ガス火で使う圧力鍋が電気になったイメージで、さらに炒め機能も付きましたね!
加圧調理なので、とにかくスタートボタンを押してからが早い!
クッキングプロの詳細はこちら↓
次は「ホットクック」の特徴を見ていきましょう!
【ホットクックの機能や特徴】
- シャープが発売する「自動調理鍋」
- メニュー数が332種類(2020年2月現在)と多彩な料理を作れる
- 材料を入れる→メニューを選ぶ→スタート、で完成まで調理を完了してくれる
- 無水調理を得意とし、野菜の栄養などを多く残せる
- スマホと連携して家の外から操作できる
- 使えば使うほどAIが学習し、その日の自分に合ったメニューを提案してくれる
- 容量2.4Lサイズ69,800円、1.6Lサイズ59,880円/49,880円(無線LANナシ)、1.0Lサイズ44,800円/全て税抜
ホットクックは、スタートボタンを押せば完成形まで調理してくれる「自動調理鍋」です。
〝ほっとく〟調理ができるから、というネーミングもなるほどです。
332種類もある多彩なメニューの中からボタン操作で簡単!
無線LAN搭載のものはAIによって自分に合ったメニューを提案してくれる。
ホットクックの詳細はこちら↓
- 「クッキングプロ」・・・電気圧力鍋
- 「ホットクック」・・・自動調理鍋
ですね。もう少し詳しく違いを見ていきましょう!
クッキングプロとホットクックの電気調理器、違いはどこ?
一見するとどちらも同じような機能を持つ家電のように感じられる、クッキングプロとホットクック。
比較検討するときには、どこに注目すれば良いのでしょうか?
クッキングプロとホットクックの比較【似ている点】
クッキングプロもホットクックも以下の点はほぼ同じです。
- 調理中ずっとそばに付いていなくてOK
- 火を使わず安全
- 1台で何通りもの調理ができる
この二つの家電、似ている点で最も素晴らしいのが、そばに付いていなくても勝手に調理してくれるということ。
また、IHコンロだと火は使いませんが、それでも焦げることもあり目が離せません。
自分がその場にいなくていいとなれば、その時間に別の家事をしたり、お子さんの相手をしたりできるのです。
さらには、1台で何通りもの調理をしてくれる点も似ていて、使い勝手がありますね。
忙しい主婦や育児中のママさんに人気なのもわかります。
クッキングプロとホットクックの比較【違う点】
クッキングプロとホットクックの大きな違いは以下の3点です。
- クッキングプロは、料理によっては途中で材料を加えたり、調理モードを変更する必要がある
- クッキングプロは調理モードを選んで、ホットクックはメニューを選んで調理する
- クッキングプロは加圧調理できる、ホットクックはできない
- 時短するポイントが、「加圧調理」か「自動調理」か
もう少し詳しく違いを見ていきますね。
調理の途中で手を加える必要があるのは?
クッキングプロは作りたい料理によっては途中で手を加える必要があります。
例えば豚の角煮は「肉・豆ボタン」で肉を柔らかくした後、調味料を入れて「煮込み/炒めボタン」を押して15分、と公式サイトにあります。
ホットクックで同じく角煮を作る場合は、最初から全ての材料を入れてスタートすればOK。
メニューにもよりますが、クッキングプロは最後まで手放しで調理が完了する作りにはなっていません。
クッキングプロは「調理モード」ホットクックは「メニュー」
②は料理に慣れている人か否か、が分かれ道ですね~^^
クッキングプロは、圧力調理、蒸し、スロー調理、煮込み、無水調理、炒め、温め直し、炊飯、の8つの調理モードがあります。
メニューブックもついていますが、載っていない料理については自分で調理モードを選ばなくてはなりません。
ですので、ある程度調理経験があり、作りたい料理の調理法に見当がつけられる人でなければ、メニューがマンネリ化してしまう可能性があります。
その点、ホットクックは332種類ものメニューから選んだらよいので、あまり調理したことがない人でもバリエーションが出せます。
加圧調理できるか?
③のクッキングプロは加圧調理できる、ホットクックはできないについては、「イワシを骨まで食べたい」など食のこだわりがある方には加圧調理のクッキングプロが向きますね。
ホットクックは豚の角煮などは柔らかく作れますが、圧力調理ではないので魚の骨はそのままです。
時短するポイント「加圧調理」か「自動調理」かが決め手!
④の時短するポイントが、「加圧調理」か「自動調理」かについて
どちらの製品も「忙しい人におすすめ!」というPRをしていますが、上記にも書いたように時短になるポイントが違います。
ホットクックは調理終了まですべてをお任せできるので、予約調理にすれば家にいない時間に調理が完了します。
クッキングプロにも予約調理はありますが、途中で手を加えなくてはならないメニューは作れません。
クッキングプロとホットクック、結局どっちがいいの?
これまでクッキングプロとホットクックの、特徴や違いについて解説してきました。
それを踏まえて、それぞれの製品に合うのはこんな人!というイメージをまとめます。
クッキングプロをおすすめしたいタイプとは?
クッキングプロが向いている人とは?
- 食材をこまめに買うのが好きで、買い物の時にその日のメニューを決める人
- 煮込み料理や豚の角煮が好きだけど、時間がかかるメニューはあまり作れない人
- 揚げ物などもよくするので、煮込み調理メインの家電に何万円もかけたくない人
上記のような方は、クッキングプロが使いやすいです。
完全手放しの調理はできないクッキングプロですが、他の家事をしながら、子どもの相手をしながらなど、短いスキマ時間でできることは多いです。
また、ホットクックに比べるとかなり価格が抑えられているので、1週間に何度か使う、といった頻度の人であればコスパがよいです。
ホットクックをおすすめしたい人タイプとは?
- 毎日ちがうメニューを食べたいけど、レシピを見ながら毎回作るのは大変!な人
- 帰宅時間が遅く、帰ってから調理している時間がない人
- 働くパパ・ママで、帰ったらすぐに子どもにご飯を食べさせたい人
ホットクックの最大の魅力は自動ですべての調理を完了してくれる点ですので、家にいる時間が少なくて料理ができない人に向いています。
また、自分で毎日献立を変えるのはとても労力がかかりますが、多彩なメニューを作れるホットクックなら手間をかけずに食事のバリエーションを出すことができます。
まとめ
今回はクッキングプロとホットクックの比較をしてみました。
どちらも調理中に付きっきりにならなくてよく、安全にスキマ時間を確保できる製品です。
食事作りは毎日のことなので、その時間が少し短くなるだけで大きな時短効果がありますよね。
クッキングプロとホットクックの大きな違いは、電気圧力鍋と自動調理鍋の違いです。
上手に家事を手放して、自由時間をゲットしちゃいましょう!
ちなみに私はクッキングプロとホットクックとかなり迷いましたが、途中で何もしなくても良い「ホットクック」にしました。
材料を入れておくだけでできてしまうというズボラな私にはピッタリでしたよ~(*^-^*)
もし、クッキングプロってどうかなと思われましたら、こちらの記事を参考にしてくださいね。